2008年6月22日 (日)

曹操孟徳という人

時は184年、後漢王朝が統制していた中国大陸。

後に起こる群雄割拠の戦国時代に活躍した武将・曹操孟徳が
まだ朝廷の治安維持役だったころ、北の大地では騎馬民族
率いる董卓(とうたく)が王朝討伐をもくろみ勢力を拡大していました。

朝廷に仕える曹操は「乱をもって乱を制す」という策略をもとに
当時、反朝廷思想で中国全土に広がっていた貧困農民宗教軍・黄巾党に
「※蒼天已死(そうてんすでにしす)」の文言を配り朝廷討伐を発起させます。

※漢帝国は腐敗し、すでに死んだ。いまこそ立ち上がり、臥龍を解き放ち改革せよ。

ここに、董卓の朝廷進軍より先に「黄巾の乱」が勃発。

曹操は一官軍の将でありながら天才的な軍師でもありました。

黄巾の乱も半ば、黄巾党の最重要拠点・食糧砦の昆陽(こんよう)
2万の兵を苦労の末、500の兵で落としました。
これで十分な食糧拠点ができ疲れた兵士にも食料を与えられる。

しかし足の速い黄巾党はすぐに援軍を送ってきます。
ここを乱の最大の分岐点と読んだ曹操は軍師・荀彧(じゅんいく)に
命令を下します。

「焼け」

足の速さを逆手に取った曹操の策は、最大拠点を完全に消滅させたことで、
「2万の兵で守る最大拠点・昆陽がたった500の兵に完全消滅させられた」
との噂は一気に中国全土に広がりました。

これを機に戦局は朝廷側に傾きます。

昆陽を落としたとき、軍師・荀彧に策を求めた曹操でしたが、
確たる策を出せない荀彧に対して曹操が言った言葉、

「戦場を大きく観よ。天を見、地を聞き、空の色、雲の走り、風の動き
あらゆるものを五感で感じ取り、敵と味方の動静を見よ。」

このように曹操は上役をもたじろがらせる大胆な策略と
天才的な洞察力で戦国武将のトップに上り詰めて行きます。

マンガ「蒼天航路」より

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読み直すほど勉強になる素晴らしいマンガです。

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2008年6月20日 (金)

三浦雄一郎

プロスキーヤー、登山家の三浦雄一郎さんが
近所のホールに講演来ました。

三浦さんは世界七大陸最高峰からの滑降を成し遂げたすごいスキーヤーです。
先日2008年5月26日には75歳(世界歴代2位)でエベレスト再登頂を果たした。
こんなすごい人なのに意外と知られていないようです。

エベレストに登頂した時の生声は以下のサイトで聴くことができます。

http://www.qomolangma2008-kddi.com/?cat=19

そしてエベレスト山頂からの最高の眺めは以下から

http://www.panoramas.dk/fullscreen2/full22.html

演説は主にエベレスト登頂のときの話でしたが、
そのオーラと、目の前で現役最高の冒険家の姿を見れたことは
一生の思い出です。

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2008年6月17日 (火)

森山大道展

今日は恵比寿の東京都写真美術館でやっている
「森山大道展」に行ってきました。

自分で写真を撮っている時も
何を撮るか、どう撮るかは必ず意識してシャッターを押します。
ただそれが露骨に出過ぎると物撮り写真のようになってしまうので
できるだけ瞬間的な意識を大切にしています。

森山大道の写真はその瞬間の思想のボルテージが
別世界な気がします。
それは写真でしか表現できない人しか持っていない領域の
回路なんだと思う。

趣味で写真を撮っている自分とは違う、
すべてを削ぎ落とした白黒の思想の頂点がありました。


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2008年6月13日 (金)

退職!!

5年間勤めた会社を退職。
いろいろな方に大変お世話になりました。
少しお休みしますが、今後ともよろしくお願いいたします。

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2008年6月12日 (木)

デッサン

続いて「井上雄彦 最後のマンガ展」へ。

やっぱり漫画家の中では抜群に上手いと思う。

予備校時代の先輩曰く、
「あの変貌ぶりはアシスタントが変わったね。」
だそうです。

家に帰ってテレビを観ていると
今話題の若手日本画家の松井冬子さんが
下書きデッサンをしていました。
上手すぎ。芸大出身。さすが。

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2008年6月11日 (水)

バウハウス

久しぶりに上野に行き
「バウハウス デッサウ展」を拝見。
まるで学生時代に返った気分。

バウハウスは1919年ドイツ、ワイマールに設立。
建築に関する総合的な教育を行っていた学校です。
1925年にデッサウ、1932年にベルリンに移転しますが、
1933年にはナチスによって閉校させられてしまいます。
その期間のデッサウ期に焦点を当てた展示です。

バウハウスはモダニズムを一般生活に機能・合理主義
とともに取り入れるという画期的な運動をしていました。

改めて当時の機能美に驚きました。一点の曇りも無い。
特にバランスという点に最も力を注いでいた気がします。

なのでバランスが良すぎるというか、色気が無いと
いう感じも同時に受けました。
現代で言えば「無印良品」的。あこまで無表情ではないけど。

バウハウスの少し前の時期のクリストファー・ドレッサーなんかの
ケトルセットも展示してあったけど、これは色気ぷんぷんでした。
すごくいい。

とはいえバウハウスはそれを超越した機能美があります。
グロピウス設計の校舎もモダニズム建築という点では現代に
与えた影響は最大ではないでしょうか。

あのころドイツという国にバウハウスが一瞬存在していたことは
日本に尾崎豊や松田優作や植村直己が一瞬存在していたことと
同じくらいデザイン界と僕に大きな影響を与えていることは間違いないです。


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2008年6月10日 (火)

アルミ風船物語

今日地下鉄に乗っていると、電車が途中の駅でしばらく停車した。
どうしたんだと思い座っていると車内アナウンスが流れ、

「ただいま〜トンネル内におきまして〜アルミ風船が
飛来しているため〜除去作業を行っております。」

「アルミ風船・・・除去・・・」
しばらくして扉が閉り走り出した。

次の駅に着くと再び止まり、またアナウンスが
「ただいま〜アルミ風船が〜・・・」

どうやらアルミ風船はなかなか手強いらしく
トンネル内で風船を必死に追いかける駅員の姿が頭に浮かぶ。
チャップリンの映画のような姿が。

そんな状態が3駅ほど続き、最終的には10分ほど停車した後
無事走り出した。

捕まえることができたのだろうか?
それとも逃げ延びたのだろうか?

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たぶんこんなヤツ

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2008年6月 7日 (土)

人と建築と

会社を退職し、しばらく設計業から離れてみようかなんて
思っていましたが、長年やってきたことはそうすぐには
やめられず、早速いい建築が見たくなり「江戸東京たてもの園」に
行ってみました。

いい建築、いい内装って?ともう一度初心に返って
のんびりじっくり半日過ごしてみました。

答えありました。忘れていたことが。

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とにかく子供がたのしそう。
ディズニーの夢の国ではなく、現実の建物に子供たち(大人も)が
こんなにイキイキ楽しんでいる姿を見たのは初めてかもしれない。
建築が持ってる力。

今をときめく若手建築家の中村拓志氏も
「建築に感情移入するほどに思い入れて設計しなければ、
建築が人を威圧するような景観が生まれてしまう」と言っている。
奇才建築家に見られがちな氏も、人と建築の関係をすごく大切に
している。

少し前衛にこだわり過ぎていたのかもしれない。
一番大切なことがここには沢山ありました。
もう一度ゆっくり考えてみよう。


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2008年6月 6日 (金)

hungry?

どうしてもいまひとつハングリー精神に欠けてしまっているのが
僕らの世代の最大の特徴&弱みである。
その時は一所懸命やっているし、人のため、環境のためとは思っても
結局は自分のことを考えている。

その点、親は凄い。
こちらから見たらそれほど魅力的とは思えない仕事を何十年間もやり遂げる。
家族のために汗水垂らして毎日働いて、それでも
「俺は家族のために働いてるとは思ってない。好きでやってるんだ。」
と子供の前で啖呵を切ってくる。

さらにおじいちゃん世代は今度は国のためときたらもうお手上げです。
時代の違いってことは知識としてはわかっているけど、
なんでそんなこと出来るんだってほんとに思う。

そこまでやりきれるモチベーションは何なのか?
そして本当のどう思っていたのか?

そういう人たち〜願わずも大戦(殺し合い)を経験、敗北し、
戦後国を復興し支えてきた世代〜と共に同じ時間を過ごしている
ことをもっと敬い学んで、何のために働いているのかを
もっと真剣に考えなくちゃいけない。

みんなが幸せであるために何かを犠牲にするのか。

ハングリー精神はないけれど、
僕らは世界をフラットに観る力を持っている。

そんな話を久しぶりにあった友人と深夜までしてました。

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2008年6月 3日 (火)

Billy Taylor

Billy Taylor

最近気になっているミュージシャンの一人。

かなり有名なJAZZピアニストで、JAZZに詳しい人は知っていて当然の人のよう。
50年代初期から現在まで第一線で活躍している天才らしいが、私は最近知りました。

Bill Evans、Bud Powell、Michel PetruccaniなどJAZZピアノ人は好きなのですが
あまり詳しくないので、CD買ってしばらくハマってみます。

ジャケットがとてもいい感じ!


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